CR座頭市物語2～市HR‐T

2007年に登場した『CR泉谷しげるの座頭市物語』の正統後継機、『CR座頭市物語Ⅱ』が登場した。

「座頭市物語」は日本を代表する時代劇の一つで、盲目でありながら驚異の抜刀術で悪人を討つ『市』の人気は国内にとどまらず、海外においても評価の高い作品だ。

本機で主役を演じるのは、日本映画界の巨人「故・勝新太郎」。
そして、親の仇を討つために市と共に闘う楓役には、グラビアアイドルの清水ゆう子を起用。

初代・市を演じる「勝新」迫力の演技とリアルな殺陣の凄みが、美麗なCGによって見事に再現されているだけでなく、清水ゆう子のセクシーカットも楽しめるなど、演出面は実に見所満載だ。

本機の特徴は、モード移行かと思わせて突如大当りとなるサプライズボーナスの「龍神炎舞」。

龍神炎舞に突入すると上アタッカーが開放、ラウンド中の演出に成功すれば16R分の出玉獲得、失敗すれば8R分の出玉獲得となる。

出玉の大小はあるにせよ、いずれも終了後は電サポ付き確変の「勝新太郎の章」に突入するため、非常に嬉しいサプライズ演出となっているぞ。


本機『～市HR-T/HR-TG』のスペックは、大当り確率約1/355、確変率68％のハイミドルタイプ。
電サポ中は16R確変大当りの出現率大幅アップによって瞬発力も文句ナシとなっており、原作のファンならずとも、十分に楽しめる一台となっている。

●通常時の流れ
通常時・電サポ中・大当り中ともに左打ちでOKだが、「龍神炎舞」は上アタッカー開放での出玉獲得となるのでキチンと狙おう。

●大当りの流れ
奇数図柄での大当りは「16R確変大当り(下アタッカー)」となり、終了後は電サポ付き確変の「天下泰平の章」へ突入する。

偶数図柄での大当りは「16Rチャンス大当り(下アタッカー)」となり、大当り中に昇格がなければ、終了後は確変or時短100回転の「流浪の巻」へ突入する。

チャンス大当り中は、扉が閉まれば確変昇格のチャンス。ボタン押しでパワーを決め、助五郎の手下を一掃できれば「天下泰平の章」突入が確定!?


モード移行かと思わせて突如大当りとなるサプライズボーナスの「龍神炎舞」は、上アタッカー開放の実質8R確変大当りor16R確変大当りで、ラウンド中の演出に成功すれば16R、失敗すれば実質8Rとなる。

終了後は、成功・失敗にかかわらず電サポ付き確変の「勝新太郎の章」へ突入する。

●チャンスモードの流れ
2R確変・小当り当選時は、確変潜伏の可能性がある「月華乱舞の刻」へ突入。

滞在中は、液晶右上の気力ゲージが多いほど確変潜伏の期待度が高くなる。

なお、「月華乱舞の刻」で確変潜伏時に再び2R確変に当選した場合は、電サポ付き確変の「天下泰平の章」へ突入する。

本機は、通常時・大当り中・電サポ中ともに全て左打ちでOKなので、初心者でも安心してプレイすることが可能だ。
ただし、「龍神炎舞」は上アタッカーでの出玉獲得となるのでキチンと狙おう。

また、潜伏確変が存在するので、チャンスモード突入時は演出に注目し、確変の取りこぼしに注意しよう。
なお、確変or時短100回転の「流浪の巻」は、内部確変の場合でも電サポは100回転で終了、以降は確変潜伏状態となるので注意が必要だ。


通常時の予告では、市が画面を乱れ斬る「乱れ斬り予告」に注目。

神出鬼没の本機最強予告だ。


また、ギミック演出の「刀可動体合体演出」は、二つの刀が同時に作動すれば大チャンスとなるので、こちらも注目したい。


リーチアクションでは「最終決戦リーチ」が大チャンス。

宿命の決着が果たされる最終決戦が繰り広げられるこのリーチアクションは、プレミアムを除けば本機最強リーチとなっている。